YAHOO!
Interview
RadarLab株式会社 Woo Nari(ウ ナリ)さん
2019/04/25

RadarLab株式会社 Woo Nari(ウ ナリ)さん

「あなたの声になる」誰にも言えなかった悩みを共有できる場所を

※サービス内容・社名等、インタビュー当時の情報を掲載しております。

経験共有型コミュニティサービス QCCCA(キュカ)を展開する株式会社キュカ。
LODGEのパートナーズスペースでお仕事をされているWoo Nariさんにお話を伺いました。

主なサービス(キュカって何?)

キュカは社会的な課題をコミュニティーの力で解決しているサービスです。 ハラスメントの問題とか女性の労働問題、家庭内のDVなどいろんな問題で悩んでいる人がすごく多いな、と感じています。そんな悩んでいる人たちをコミュニティーの力やユーザー同士が助け合えるサービスを作ることで、結果的に社会問題を解決していきたいです。

なぜキュカを作ろうと思ったのですか? 一番のきっかけって何でしょう?

いくつかポイントがあったのですが、私たちはもともとYahoo!知恵袋に携わったメンバーなんです。知恵袋って本当に素晴らしいサービスで、インターネットの良さを一番発揮しているサービスだと思うんですよね。キュカとしても人と人とが助け合えるサービスを作りたいな、というところが根本的にあります。

キュカのサービスで“社会的な課題を解決する”と説明されてましたが、具体的にどういうことでしょう?

悩みを共有することって人によってはすごく難しいことでもあると思うんです。 例えばハラスメント、いじめや差別とかって周りに言いづらい問題で、それを周りに言えない人と、周りに言える相手がいない人たちが第一声をあげられる、「自分はこういうことに悩んでいます」と言える場を作り、その人を応援することをコミュニティーの中で行っていきたいと思っています。

RadarLab株式会社 Woo Nari(ウ ナリ)さん3

キュカの中でも、「キュカッチ」という特殊な役割があると聞きましたが、具体的にはどのようなことをするのでしょう?

「キュカッチ」はキュカチーフの略で、悩んでいる人の代理をする役目です。自分の悩みを声に出しづらい人が多く、その理由はインターネット上での誹謗中傷です。匿名性が高いことや、多くの人の目に触れるからこそだと思うんですけど、キュカではそれがなく、悩んでる人が安心して参加できる・応援する人がいるコミュニティーなんです。 同じ課題を持っている人たちが、“私が代わりとなって悩みをみんなに相談するよ”と、より社会的な影響力を持っている人が代わりに相談してくれることで、より良い経験談やアドバイスが集まったり、ネガティブなコメントを防げるような役割をして、さらに健全なコミュニティーを作っていこうとしています。 また、さまざまな課題に対して取り組んでいる団体やインフルエンサー、それに興味を持っている人たちに直接声をかけてキュカチーフとして働くようにしてもらったり。キュカチーフとして働く人は、自分はどういう人でどういう団体に属しているかを明確にしています。自分の心の内に本当に共感してくれる人がいるかことで安心して投稿できる人がいるという。 今後は「ハラスメント」「差別」「人権」を主なカテゴリーとしてやっていこうと思っています。

キュカのビジョンを教えてください

「ひとりじゃないことで救われる」「みんなと一緒に世の中を変えていく」ということを目指しています。「ひとりじゃないことで救われる」に対しては、安心して悩みの相談を行える仕組みを提供し、1人で悩みを抱え込む状況を少しでも減らして行きたい、誰にも言えずに諦めている悩みを無くして行きたいと考えております。また、個々の悩んでいる人に寄り添うことで悩んでいる人をケアすると同時に悩みを持っている人たちの声を集め、世の中を動かすアクションをキュカが起こして行きたいと思っています。具体的には、”認知啓発”、”提言”、””教育”といったアクションです。こうして文化や仕組みを変えていく事で、同じ悩みが生まれない、誰もが生きやすい社会を作っていければと思っています。

会社立ち上げのとき、資金集めはどうされました?

実はありがたいことに、もともとエンジェルさんがいたのでそこからのスタートでした。 今も資金調達はやっていて、ベンチャーキャピタル(以下VC)とかエンジェルの方を回っている状態ですね。キュカは社会的なインパクトを与えられる意味のあるサービスだと思っているので、そこに共感してくれる方々が知り合いを紹介してくれますね。

これからスタートアップ、起業しようとしている人に向けて一言!

やりたいことがあれば、ぜひやってみてほしいですね。 CodeRepublicをはじめ、世の中に貢献したいと考える良いエンジェルさんやVCさんもいるし、私も結局のところエンジェルさんが後押ししてくれて“じゃあやってみようか”というところから始めたので。ぜひいいアイデアがあれば、行動に移してみてほしいなぁと思います。 LODGEのいいところは、隣で仕事をしている株式会社Meilyさんとかにちょっとわからないことがあったときにすぐに聞けることですね。プロダクトを作っている人に客観的な立場で気軽に意見を聞いて、ユーザーとの交流会などでも「アンケートに答えてもらってもいいですか」とか活用させてもらっています。

お話ありがとうございました

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