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MeMORY

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山本魁

作品概要

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、マスクの着用が定着し、日常になりつつある。それは、家族や友人と一緒に行くテーマパーク、恋人と一緒に行く映画館など特別な場面においても同様である。そこで、日常になりつつあるマスクの着用を特別なものにするため、マスクを使った新しいユーザー体験を考えた。マスク本体にはQRコードをプリントし、入場者の体表面温度を測定する際、同時に施設利用データがQRコードに記録され、一元管理される仕組みを取り入れる。例えばテーマパークの場合では、乗ったアトラクションや入った飲食店のデータ、映画館の場合では、作品の詳細や観賞した日時などがデータとして保管される。数年後、マスクに記載されているQRコードを読み込めば、当時誰とどこで何をしたかといいた想い出を振り返ることができる。一つのマスクを通じて家族や友人、恋人と想い出の共有ができるため、マスク本体に特別感が生まれ、ユーザーの満足度も向上するのではないかと考えた。

課題着眼点

昨今、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外出時には原則すべてのユーザーに対してマスク等の着用が推奨されている。特に映画館や遊園地など人が密集する場所では、飛沫感染予防の観点から入場前にマスク着用の確認とサーモグラフィーカメラによる検温が実施されている。そのため施設内への入場をチケットではなくマスクに置き換えれば、ユーザー全員に対してマスクを着用させることができ、感染予防対策に繋がるのではないかと考えた。また、マスク本体がデータやセンサーと連動すれば、ユーザーの満足度が向上するだけでなく、入場人数の把握、検温も同時に行うことができるため、3密になる前に入場制限をかけることもできる。このシステムが導入されれば、入場ゲートを無人にでき、人との接触回避ができるだけでなく、運営側は人件費を削減することができる。

作品の詳細説明

マスク本体にはそのイベントならではの絵柄をプリントすることで、想い出の品として保存することができるほか、施設内入場後は全員でお揃いの絵柄のマスクを着用するため、場に一体感が生まれる。また、チケットケースはそのままマスクケースとして使うこともできる。マスクとマスクケースがセットになっているため、従来のチケットよりも保管・管理がしやすく、紛失しにくいといったメリットもある。