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病気の進行具合を把握するマスク

病気の進行具合を把握するマスク

清水広大

作品概要

人は病気になると、体内の物質や化学反応などが変化するため、ある特定の病気に罹患している人の呼気の中には、それぞれの病気ごとで特徴的な匂いが含まれることが分かっています。 例えば糖尿病患者の場合、初期の段階では甘い匂いがしますが、病気が進行するにつれて甘酸っぱく変化していきます。今までのマスクは感染予防を目的としていましたが、着用者の呼気ともっとも近いからこそできるデザインがあると考えます。 このマスクは、既に病気に罹患している患者の使用を想定しています。マスクの内部には臭気センサーが内蔵されており、呼気の匂いを測定・データ化し、担当の医師に送信します。医師はそれらのデータをもとに病気の進行具合を把握し、患者にフィードバックします。 健康でいることを強く意識するようになったこの時代。患者の医師を繋げる、新たな健康管理デバイスとしてのマスクの提案です。

課題着眼点

私たちは病気になっても、あまり病状が深刻でなければ数ヶ月に一回ごとの通院・検査をするだけですが、次回の通院までに急に病気が進行しないとは言い切れません。しかし、このマスクは患者の日々のデータを集めるため、自覚症状がなく進行した場合でもすぐに気付くことが可能になり、安心感に繋がります。医師にとっては、患者の病気の詳細な状況を把握でき、適切な処置を施すことが可能になります。