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人をつなぐ読唇術マスク

人をつなぐ読唇術マスク

参田晴香

作品概要

コンセプトは「読唇術でコミュニケーションを取れるマスク」です。これはマスクをしている聴覚障害を持った人と関わる人をターゲットにしたもので、本来マスクは口元が隠れ、コミュニケーションの妨げとなるところ、このマスクは聴覚障害者のコミュニケーション方法の一つである読唇術を利用してもっと読唇術を便利なものにして行こうというものです。 マスクを利用する環境としては医療機関・学校・公共施設をイメージしています。 コロナ以外でも 花粉、風邪、そしてマスクが欠かせない医療機関や支援学校、私たちが普段使う公共施設などでの利用を想定しています。店員や受付が話している言葉をタッチパネルに文字として映し出して聴覚障害を持ったお客さんと繋がることができたり、前に立っている教員の言葉を生徒の専用アプリを入れたタブレットに映し出されてその言葉を後から見返すこともでき、普通の読唇術と比べると口の形を見逃す心配もなく自分のペースで理解できるようになるイメージです。 スマホの音声機能の欠点である雑音中での聞き取りや複数会話や図書館などの大きな声を出し辛い場面でも問題なく口の形で認識することで ができないという欠点も問題なく使用できます

課題着眼点

聴覚障がい者といっても、それぞれコミュニケーション方法は異なり、読唇術、手話だけでコミュニケーションが とれるとは限りません。それ以外にも指文字、筆談・スマートフォンの聞き取り機能などの手段があり、その人や環境 にあった対応が必要になってきます。そうすると何も知らない初対面の人はどのようなコミュニケーション手段を取るべきか 戸惑うことも多いはずです。そこで聴覚障がい者が他者と繋がる手段として障がいの大きさや環境を問わず 以前から聴覚障がい者がコミュニケーションをする中で感じる問題を解消するような誰でも使える新しいコミュニケーション ツールが必要になってきます。このマスクではその問題を解決するポイントが2つあります。1つ目はそれぞれの マスクで読み取った文字を端末で一人一人色分けして誰が何を喋ったのか区別できるようにします。そうすることによって 複数の会話の時に発生する、読唇術での同時に複数の口を見れずに会話についていけなかったり、スマホの聞き取り機能の誰が何を 話しているのかがわからなくなる問題を解決します。2つ目は、声ではなく口の形で言葉を認識するので周りが どれだけうるさくても気にせずに話せます。逆に図書館などの声が出し辛いところでも声を出さず口の形だけを作ればいいのでスマホ の聞き取り機能のように周りを気にせず使用できます。

作品の詳細説明

このマスクは内部に、カメラがついていて読唇術のように口の形を認識します。 そして専用のアプリが入った端末と連携することで会話の内容がスマホに現れます。 そうすることでマスクで口の形が見えず読唇術を使うことのできない聴覚障害者 が周りがマスクをしている環境でもコミュニケーションが取れるというものです。